2024-03-05 11:58政治

第三国輸出、困難なら「防衛に支障」=岸田首相、公明に理解求める―参院予算委

 岸田文雄首相は5日の参院予算委員会で、国際共同開発した防衛装備品の第三国輸出を目指す政府方針に理解を求めた。英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機について、両国から第三国輸出の要望があると説明。その上で「国際共同開発への参加が困難となれば、防衛に支障をきたす」と主張した。
 第三国輸出に慎重な公明党の西田実仁参院会長の質問に答えた。首相は「わが国の平和と安定を確保する上で最新鋭の次期戦闘機開発が不可欠だ」と強調。「コストなどの観点から英国、イタリアとの共同開発が最適な選択肢だと判断した」と述べた。
 輸出を救難、輸送、警戒、監視、掃海に限定した防衛装備移転三原則運用指針の「5類型」規定に関しては、「見直しの必要性について確認した上で検討を進めていきたい」と述べた。
 西田氏は第三国輸出に関し、「国民の理解が欠かせない。引き続き議論が必要だ」と訴えた。
 日本維新の会の柳ケ瀬裕文総務会長は自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を取り上げ、安倍派元幹部による衆院政治倫理審査会での証言内容に食い違いがあると追及。首相は「党としても実態把握について総合的に判断するための取り組みを用意したい」と述べ、精査する意向を示した。 
[時事通信社]

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