トランプ氏の大統領選出馬容認=州の資格剥奪覆す―米連邦最高裁
【ワシントン時事】米連邦最高裁は4日、トランプ前大統領(77)の11月の大統領選への出馬資格を認める判決を下した。西部コロラド州の最高裁は昨年、2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡るトランプ氏の行動は憲法に抵触するとして、大統領選・予備選への出馬資格を剥奪。トランプ氏側が上訴していた。
今回の訴訟では、市民グループや憲法学者らが、トランプ氏が連邦議会襲撃事件に関与したとして、反乱に加担した者の官職追放を定める憲法修正14条3項の適用を主張。各州で出馬への異議を申し立てていた。
連邦最高裁は4日、「連邦政府高官や候補者に対する3項の執行責任は、州ではなく連邦議会にある。コロラド州最高裁の判決は成立しない」と認定、同州最高裁の判決を覆した。連邦最高裁の判決は判事9人の全会一致だった。
トランプ氏はこの日、SNSで「米国にとって大きな勝利だ」と表明。再選に向けた司法の壁を一つ乗り越えた形だ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
石山、日本新で2位=世界パラ陸上
-
円相場、155円74~74銭=20日午後5時現在
-
ロシア産原油輸入、3割増=制裁で価格下落、買い増しか―中国
-
頼新総統、民主主義国と連携へ=「中国は世界の脅威」―民進党、初の3期連続政権・台湾
-
前市長、起訴内容認める=神埼市の官製談合―佐賀地裁
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手