霧島、大阪で本格始動=大相撲春場所
時津風一門による連合稽古が1日、堺市の陸奥部屋宿舎で行われ、大関霧島が春場所(10日初日)に向けて相撲を取る稽古を始めた。大栄翔、若元春の両関脇や小結錦木らと17番取って16勝。積極的に前に出て相手を圧倒する内容が多く、「久しぶりで楽しくできた」と充実した表情だった。
1月の初場所は11勝に終わり、綱とりは果たせなかったが、心機一転して臨んでいる。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は春場所後に日本相撲協会の定年を迎え、部屋も閉鎖される。恩返しへの思いを問われ、「いつも通りに頑張れば、いい結果が出る」。1年前に初賜杯を抱いた大阪で、有終の美を飾りたいところだ。
[時事通信社]
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