2024-02-27 19:53スポーツ

こじ開けるか藤野=「仕掛けていく」―サッカー女子五輪予選

北朝鮮戦の前日、練習する藤野(右)と熊谷=27日、東京・国立競技場
北朝鮮戦の前日、練習する藤野(右)と熊谷=27日、東京・国立競技場

 勝利にはゴールが必要。前線の右に入ることが濃厚な藤野は「しっかり得点という形で貢献できるように」と誓った。
 第1戦は左サイドに比べて右でよくパスがつながり、高い位置でボールを受けられた。藤野が中央へ上げたクロスが相手に当たって田中美へ渡り、日本の唯一といえる決定機が生まれたように、積極的な姿勢が大事。「サイドの選手と1対1をつくれるシーンは多かった。そこは仕掛けていきたいし、きれいな崩しよりも、どこかでこじ開けていくことも必要になる」。そうイメージを膨らませる。
 主力として活躍した昨年のワールドカップで、得点に直結するプレーの重要性を痛感した。「チームのために何かしないといけない。自分のベストパフォーマンスを出せるように意識付けしている」。日本が国立競技場で北朝鮮を倒し、アテネ五輪の切符をつかんだ2004年に生まれた20歳が、パリへ導く。
[時事通信社]

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