SNS規制の州法巡り弁論=表現の自由問う―米最高裁
【シリコンバレー時事】米連邦最高裁は26日、SNS運営企業による投稿管理を規制するテキサス、フロリダ両州の州法の合憲性を巡る訴訟の口頭弁論を開いた。米団体が合衆国憲法修正第1条で認められた編集の権利を侵害するとして訴えたもので、表現の自由がどこまで及ぶのかを問う裁判になっている。
SNS企業が政治家の投稿を削除するなどの行為に対して、両州では「検閲」に当たり、言論の自由を保障した修正第1条に反するとの根強い批判があり、2021年に投稿管理の規制法が成立。これに反発した米業界団体「ネットチョイス」が提訴し、最高裁の判断が出るまで発効が差し止められている。
[時事通信社]
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