J1戦力分析(4)横浜M、C大阪、鳥栖、磐田
◇充実の攻撃陣、守備に不安
【横浜M】昨季リーグ最多の63得点を記録し、その半数以上をトリオで奪ったアンデルソンロペスら前線のブラジル選手が残留。西村が抜けたが、復帰した天野らを含め攻撃陣の層は厚い。不安なのはGK一森、角田の主力が抜けた守備陣。安定感を欠くようだと、攻撃にも大きく影響する。
今季からキューウェル監督が就任。同じオーストラリア出身で前任2人の指揮官が築いてきた攻撃的サッカーにどんな色を加えるかが注目だ。
◇得点力向上なるか
【C大阪】昨季は終盤に失速して9位。得点力不足を解消するため、前線にサイドから打開できるルーカスフェルナンデスを補強した。新戦力の田中、平野を中盤の底に据えることで、攻撃面で香川を生かすことができるか。
主力の山中、マテイヨニッチが抜けた守備は、再構築が必須。サイドバックでは右の毎熊が昨季台頭した。左は舩木と川崎から加入の登里が争い、田中はセンターバック起用も考えられる。
◇補強で力強さ
【鳥栖】昨季は14位ながらも、攻撃的なサッカーを掲げる川井監督の方針は浸透してきた。3年目は攻守に力強さのある選手を補強。昨季9ゴールの小野が抜けた最前線は、マルセロヒアンを獲得。昨季になかった高さを生かせれば、ゴール前の迫力は増す。
駒が不足していた最終ラインには経験豊富な丸橋、パリ五輪世代の大型DF木村らが加入。守備の改善に加えてパスをつなぐ役割も求められ、早めに連係を深めたい。
◇新戦力がカギ
【磐田】1年でのJ1復帰に貢献した後藤や鈴木らが抜け、遠藤と大津の両ベテランは引退。横内監督が目指す勝ち点40は昨季の12、13位相当で、クリアするには、新戦力の活躍がカギとなる。
個性の異なるブラジル4選手を補強。特に期待が懸かるのは身長190センチの大型FWマテウスペイショットで、1トップで起用されそうだ。昨季J2でベストイレブンに選ばれた平川や、欧州帰りの40歳、元日本代表GK川島にも注目。
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