2024-02-15 14:28スポーツ

メジャー昇格へ挑戦=上沢、レイズで始動―米大リーグ

ブルペンで投球する上沢=14日、米フロリダ州ポートシャーロット
ブルペンで投球する上沢=14日、米フロリダ州ポートシャーロット

 【ポートシャーロット(米フロリダ州)時事】米大リーグのレイズとマイナー契約を結んだ上沢直之投手が14日、フロリダ州でバッテリー組のキャンプ初日に臨んだ。メジャーのキャンプには招待選手として参加。昇格への挑戦が始まった。
 初日の練習ではさっそくブルペンに入り、武器とする多彩な変化球を丁寧に投じた。メジャーでは使う選手が少ないフォークボールの精度を特に意識して調整してきたと言い、「しっかり落ちていた。あれを引き続きやっていきたい」。捕手出身のキャッシュ監督も興味深げに投球を見詰めた。
 レイズはオフにエースのグラスノーがドジャースへ移籍し、左腕マクラナハンも肘の手術で長期離脱。先発ローテーションは、昨季チームトップの16勝を挙げたエフリン以外は決まっていない状況だ。ニアンダー・ゼネラルマネジャーは若手の台頭に期待する一方、「キャンプで他にも見るべき選手がいる」と、日本で実績のある上沢やワゲスパック(前オリックス)ら、マイナー契約で獲得した選手の起用も視野に入れる。
 日本ハムでは開幕投手も務め、エース格として活躍してきた30歳。それでも、「こういうチャレンジは僕は好き。すごく楽しい」。今月末に控える実戦登板に向けて「結果を残していくだけ。どんどんアピールしていく」と、充実した様子で話した。
[時事通信社]

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