世界の防衛支出9%増=ウクライナ侵攻で軍備増強―英シンクタンク
【ロンドン時事】英国のシンクタンク「国際戦略研究所(IISS)」は13日、世界の軍事情勢を分析した報告書「ミリタリー・バランス」の2024年版を公表した。それによると、開始から間もなく2年となるロシアのウクライナ侵攻を背景に、北大西洋条約機構(NATO)加盟国などで防衛予算が拡大。23年の世界全体の防衛支出は「記録的」な規模となる総額2兆2000億ドル(約329兆円)で、前年比9%増だった。
報告書は、ウクライナ侵攻のほか、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘など多くの紛争が「各国の防衛産業の構造を変えた」と指摘。米国を除くNATO加盟国だけを見ても、ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合した14年時点と比べて防衛費が32%増えたとし、「ロシアの行動が西側の(軍備増強という)反応を引き起こしている」と分析した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
「五輪旗逆さま」のミス=パリ五輪〔五輪〕
-
大谷、一回は二塁打=千賀、勝利投手の権利得る―米大リーグ
-
ロシア資産活用、10月までに=G7「建設的な議論」―米財務長官
-
幕開けは美しく、強く=パリの街で史上最大―五輪開会式、舞台はセーヌ川〔五輪〕
-
開会式当日のパリ〔五輪〕
写真特集
-
【パリ五輪】開会式
-
【ブレイキン】日本のブレイクダンサー〔パリ五輪〕
-
【野球】投打「二刀流」大谷翔平〔2024〕
-
【野球】プロ野球の歴代最多勝投手
-
【サッカー】U23日本代表2024〔パリ五輪〕
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手