2024-02-13 10:03スポーツ

豪快スイング、140メートル弾=大谷「強く振れた」―米大リーグ

打撃練習するドジャースの大谷=12日、アリゾナ州グレンデール
打撃練習するドジャースの大谷=12日、アリゾナ州グレンデール

 以前と変わらない豪快なスイングから、アリゾナの青空に次々と放物線を描いた。ドジャースの大谷がフリー打撃で21スイング中10本の柵越え。「いい感じで結構強く振れていた。打球自体も良かった」。これまではティー打撃など室内で調整しており、久々の感触だった。
 スイングをするたびに自然と声が漏れ、徐々に力が入った。圧巻は最後の「3連発」。推定140メートルの中越え特大アーチで締めくくった。「最後の2、3スイングは90(%)ちょっとくらいの力加減で打っている。トレーニングの成果もしっかり出ている」とうなずいた。
 昨年9月4日の打撃練習中に右脇腹を痛め、離脱して以来のフリー打撃。「初めての外だったので、(最初は)慎重気味に振った。内角、外角とも気になることはなかったので脇腹の方は問題ない」。手術を受けた右肘には黒いサポーターを着けていたが、そちらの不安も感じさせなかった。
 3月20、21日にソウルで行われる開幕シリーズに照準を合わせる大谷。「スケジュール通りにいきつつ、内容もいい。このまま順調にいけば」と今後を見据えた。(グレンデール時事)
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集