革命45年で強硬姿勢誇示=イスラエル批判し国威発揚―イラン
【イスタンブール時事】イランのライシ大統領は11日、首都テヘランで演説し、「シオニスト政権(イスラエル)の犯罪を止めるため、全ての経済関係を断つべきだ」と呼び掛けた。イランはこの日、親欧米だったパーレビ王制が打倒された1979年のイスラム革命から45年の記念日を迎え、対外強硬姿勢を示し国威発揚を図った。
イラン各地では、革命指導部への信任を内外にアピールするため市民を動員したとみられる集会が開かれた。イランはパレスチナ自治区ガザでイスラエルとの戦闘を続けるイスラム組織ハマスを支持しており、参加者はパレスチナの旗を振って連帯を誇示。ライシ師はイスラエルの国連からの追放などを求め、「シオニストが滅びる時が来た」と主張した。
[時事通信社]
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