2024-02-07 23:22国際

バイデン氏、ネバダ州でも圧勝=民主党候補選び―米大統領選

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、第2戦となる西部ネバダ州で6日、予備選が行われた。同州の発表によると、現職のバイデン大統領(81)が約9割(開票率86%)を得票し、圧勝した。初戦の南部サウスカロライナ州予備選に続く連勝で、陣営としては選挙運動に一段と弾みを付けたい考えだ。
 民主党予備選ではバイデン氏に作家のマリアン・ウィリアムソン氏(71)ら十数人が挑戦。ただ、いずれも「名目上の対立候補」(米CNNテレビ)と位置付けられており、得票率は1桁台にとどまりそうだ。夏の党全国大会で候補者を決める代議員について、バイデン氏がネバダ州に割り当てられた36人全員を獲得する可能性が高い。
 共和党もこの日、同州で形式的な予備選を実施した。ただ、同党は8日の党員集会の結果を受けて代議員を割り振るため、トランプ前大統領(77)は不参加だった。
 一方、予備選に出たヘイリー元国連大使(52)の得票は、投票用紙にある「該当者なし」を選択した数を下回った。
 ヘイリー氏は党員集会には登録しておらず、トランプ氏がネバダ州の代議員を独占するとみられている。 
[時事通信社]

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