2024-02-01 19:56社会

京アニ事件遺族ら碑設置へ=発生5年の7月目指す―京都

京都アニメーション放火殺人事件の遺族らが設置を目指す碑のイメージ図(志を繋ぐ会提供)
京都アニメーション放火殺人事件の遺族らが設置を目指す碑のイメージ図(志を繋ぐ会提供)

 京都アニメーション放火殺人事件の遺族や同社関係者らで構成する団体「志を繋ぐ会」は1日、同社本社が所在する京都府宇治市に対し、市内の公園に碑の設置許可を求める要望書を提出した。事件で犠牲となった36人が鳥となって空に羽ばたく様子をイメージし、事件発生から5年を迎える7月18日までの設置を目指す。
 要望書を提出後、同社の八田英明社長は報道陣に対し、「事件後に国内外から温かい言葉や多額の義援金を頂き、感謝の気持ちを示したい」と碑設置への思いを語った。松村淳子市長は「判決を知り、改めて事件の大きさや遺族、家族、残された社員の思いがよみがえってくる。(許可に向けて)前向きに検討したい」と述べた。 
[時事通信社]

京都府宇治市の松村淳子市長(右端)に、京都アニメーション放火殺人事件の遺族らが目指す碑の設置に向けた要望書を手渡す同社の八田英明社長(左から2人目)=1日午後、同市役所
京都府宇治市の松村淳子市長(右端)に、京都アニメーション放火殺人事件の遺族らが目指す碑の設置に向けた要望書を手渡す同社の八田英明社長(左から2人目)=1日午後、同市役所

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