変則日程、どう臨む=連戦で問われる起用法―アジア杯サッカー・日本代表
【ドーハ時事】サッカーのアジア・カップで3大会ぶりの優勝を狙う日本代表は、31日の決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦する。チームは28日、全体練習は行わずに休養した。
1次リーグ最終戦からバーレーン戦までは、中6日。だが、その先は決勝までの計3試合が、中2日、中3日、中2日の過密日程を強いられる。一発勝負の戦いでも、疲労や累積警告などを総合的に踏まえ、柔軟性のある選手起用が森保監督には求められる。
日本は第2戦まで主力組で臨み、インドネシア戦で先発を8人入れ替えた。難敵イランとの対戦が予想される準々決勝を考えると、次戦は3戦目の先発を軸に、数人の主力を置き換えて戦うのが理想かもしれない。
今大会は累積警告2枚で次戦が出場停止となり、準々決勝後にリセットされる。警告1枚は、遠藤(リバプール)や伊東(スタッド・ランス)ら主力の4人。特に遠藤は3試合連続フル出場中でもあり、疲労面を考慮した対応が必要になる。
この中6日の調整では、休養日を2日間取り、今後へ備えた。「この期間で準備はしっかりできる。逆に、勝てば試合の間隔が短い分、勢いに乗れる」と中山(ハダースフィールド)。選手層の厚みを示す戦いになる。
[時事通信社]
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