共和「反トランプ」急先鋒が撤退=ヘイリー氏に弾み―米大統領選
【ワシントン時事】米大統領選に出馬していた共和党のクリスティー前ニュージャージー州知事(61)は10日、東部ニューハンプシャー州の集会で「私が(党公認)指名を得る道筋はない」と述べ、撤退を表明した。同党穏健派で支持層が重なるヘイリー元国連大使(51)にとって、好材料となる。
クリスティー氏は、指名争いでトップを走るトランプ前大統領(77)批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「彼は大統領に不適格だ」と訴えた。だが、共和党支持層の間でトランプ氏の人気は根強く、集会や討論会でブーイングを受けることも。各種世論調査の全国平均で、支持率が1桁台から浮上することはなかった。
共和党の候補者選びは、15日のアイオワ州に続き第2戦が行われるニューハンプシャー州でヘイリー氏が健闘。CNNテレビの最新世論調査によると、支持率は首位トランプ氏の39%にヘイリー氏が32%で迫り、クリスティー氏は12%だった。同氏の撤退により「反トランプ」票の一本化が進みそうだ。
[時事通信社]
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