岡口判事「反省している」=SNS不適切投稿―弾劾裁判
SNSに不適切な投稿をしたとして裁判官訴追委員会から訴追された仙台高裁の岡口基一判事(57)の第12回公判が20日、国会の裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)であった。本人尋問が行われ、同判事は自身の投稿で殺人事件の遺族を傷つけたとして、「反省している」と述べた。
弁護側の尋問で同判事は、2008年からX(旧ツイッター)などを始め、法律情報を紹介していたとした。自身の下着姿の写真を掲載したのは、「裁判官ではなく生の私ですと言いたかった」と振り返った。
女子高生殺人事件を巡り、最高裁が公開していた判決文のリンクに文書を添えて投稿したのは、「死刑相当と思ったが無期懲役で、量刑的におかしいと思い紹介した」と説明。文書の大部分は、最高裁が載せていた要旨を引用したという。
遺族から抗議があったと明かし、「真意が伝わらず不愉快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪した。「同じことが起きない工夫をし、これからも投稿を続ける」とも話した。
[時事通信社]
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