詐欺被害回復うたい9億円集金=名義貸しか、弁護士懲戒請求―大阪
大阪弁護士会は20日、広告業者に名義貸しして国際ロマンス詐欺の被害回復をうたって着手金を集めたとして、弁護士法違反(非弁提携)の疑いで、所属する川口正輝弁護士(38)を同会綱紀委員会に懲戒請求したと発表した。業者は1800人以上から9億円超を集めたとみられ、捜査当局にも情報提供した。
同会によると、広告業者は昨年8月~今年11月、被害金の回収が困難にもかかわらず、川口弁護士の名義で「返金の可能性は必ずあります」との文言を一時掲載するなどした被害相談専用サイトを開設し、依頼者から着手金を受け取った疑いが持たれている。相談業務は関東地方の業者側事務員が在宅で電話やLINEを通じて行っており、川口弁護士は関与していなかった。
川口弁護士は調査を受けて「弁護士が必ず対応するようにした」と説明したという。しかし、その後も対応は不十分で、サイトは現在も開設されていることから、弁護士会は被害が拡大する恐れがあるとして懲戒請求段階で公表した。
[時事通信社]
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