2023-12-10 16:07スポーツ

大谷の年俸、米移籍時の「128倍」=規格外の実力、契約額に反映―大リーグ

大谷の年俸の推移
大谷の年俸の推移

 大谷がドジャースと合意した10年契約は、年平均にすると7000万ドル(約101億5000万円)。メジャー1年目だった2018年の年俸54万5000ドル(約7900万円)から約128倍に膨らんだ計算になる。
 大谷がプロ野球日本ハムにドラフト1位で入団した13年の年俸は1500万円だった。ルーキーイヤーから二刀流でプレーし、2年目は3000万円に倍増。3年目で1億円に到達した。その後16年は2億円、17年は2億7000万円と数字は毎年伸びていった。
 金額は大リーグ挑戦で初めて下がった。25歳未満の選手がポスティングシステムで移籍した場合、契約額が大幅に抑制される規定があったためだ。大リーグでは在籍3年間を経過して年俸調停権を得るまでは低く抑えられるのが通例で、19年は65万ドル(約9400万円)、20年は70万ドル(約1億200万円)と、活躍や注目度の高さの割には上がらなかった。
 年俸調停の権利を得た21年に2年850万ドルで契約。21年が300万ドル(約4億3500万円)、22年が550万ドル(約7億9800万円)で、ようやく日本ハム時代を上回った。23年は日本選手最高の3000万ドル(約43億5000万円)と一気に跳ね上がり、規格外の実力が反映されるようになった。(金額は推定)。 (ロサンゼルス時事)

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