プーチン氏にオマージュささげる愛国ファッションショー ロシア
【サンクトペテルブルクAFP=時事】ロシアのアパレルブランドが今週ファッションショーを開き、ウラジーミル・プーチン大統領にオマージュをささげ、米ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホル風にプーチン氏の顔をあしらったセーターなどを披露した。≪写真は、ロシア・サンクトペテルブルクで行われたファッションショーで、アレクセイ・セルギエンコ氏によるウラジーミル・プーチン大統領をモチーフにした絵をあしらった服を披露するモデル≫
11月30日夜にプーチン氏の故郷サンクトペテルブルクで開催されたファッションショーでは、愛国者を自称するアーティストのアレクセイ・セルギエンコ氏が絵画コレクション「大統領は心優しき人」を基にデザインした作品を紹介。多くは、セレブや日用品を画題にしたウォーホルの作風をほうふつとさせる作品で、プーチン氏をモチーフにしたジャケットやTシャツ、スカーフなどを着用したモデルがランウェイに登場した。
セルギエンコ氏はAFPの取材に対し、「(プーチン氏が大統領選で)再選された時は感動した」と語り、プーチン氏の顔と星と王冠の柄が格子状に並べられている作品の前で、「王冠は過去と、大統領選で何度でも再選され続けるのは当然だという事実を表している」「この絵は、プーチン大統領の統治は永遠に続くというメッセージを込めて描いた」と説明した。
ロシアがウクライナを侵攻して以来、ロシアではプーチン氏個人を崇拝する風潮が高まっており、プーチン氏やウクライナ侵攻への支持率向上を狙う大統領府の企図は、音楽や芸術を含め、生活のほぼあらゆる面に及んでいる。
政府は1日、世界的に有名なボリショイ劇場の総支配人に、プーチン氏への支持を表明して物議を醸した著名な指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏を任命した。国外の音楽家は非難の声を上げている。【翻訳編集AFPBBNews】
最新動画
最新ニュース
-
ICCへの対抗措置検討=米国務長官
-
戦術核兵器の演習開始=ウクライナとNATO威嚇―ロシア国防省
-
乱気流で乗客1人死亡=シンガポール航空、タイに緊急着陸
-
西岡が2回戦へ=男子テニス
-
戦術核兵器の演習開始=ロシア国防省
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手