現職裁判官、罷免回避求める=岡口判事のSNS不適切投稿―弾劾裁判
SNSに不適切な投稿をしたとして裁判官訴追委員会から訴追された仙台高裁の岡口基一判事(57)の第11回公判が22日、国会の裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)であった。弁護側の証人として津地裁の竹内浩史・部総括判事が出廷し、罷免判決を避けるよう求めた。
竹内判事は、岡口判事がSNSへの投稿内容を理由に内部処分を受けたことについて「問題がある」と指摘。出廷した理由として自身もブログを開設していることを挙げ、「罷免判決だけは避けないといけないと思った」と説明した。
現職でブログをしているのは自身と岡口判事を含め3人だけだとし、「裁判所がやめさせたケースもある。問題化したら嫌だと裁判官に沈黙を守らせており、裁判官は不自由な状況に置かれている」と証言。岡口判事が罷免された場合、裁判官の志望者が減るのではないかと懸念も示した。
訴追状によると、岡口判事は2017年、東京都江戸川区の女子高生殺害事件に関し、「無残にも殺されてしまった」と投稿するなどし、裁判官としての威信を著しく失う非行があったとされる。
[時事通信社]
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