2023-11-07 05:15スポーツ

オリックス山本の動向、話題の中心に=契約総額300億円超の予想も―大リーグ

阪神との日本シリーズ第6戦でピンチを切り抜けガッツポーズするオリックスの山本由伸=4日、京セラドーム大阪
阪神との日本シリーズ第6戦でピンチを切り抜けガッツポーズするオリックスの山本由伸=4日、京セラドーム大阪

 【ニューヨーク時事】プロ野球オリックスが山本由伸投手の米大リーグ挑戦を容認したと5日に発表したことを受け、大リーグ公式サイトや米メディアはこのニュースを大きく取り上げた。ポスティングシステムを利用して移籍を目指す25歳の右腕は、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平選手とともに、既に今オフの話題の中心になっている。
 大リーグ公式サイトは移籍市場の格付けで、山本を大谷に次ぐ2位に評価。5日には「彼を狙う球団は枚挙にいとまがない」と報じ、移籍先の候補にヤンキース、レッドソックス、メッツ、カブス、ドジャース、カージナルス、タイガース、ダイヤモンドバックスの8チームを挙げた。
 候補の一つとされたメッツは、今季加入した千賀滉大投手が先発として活躍。米メディアは千賀が山本の加入を望んでいるとも報じており、公式サイトも「特に熱心な姿勢を見せている」と伝えた。
 米メディアは山本を先発ローテーションの1番手か2番手とみる。契約総額はスポーツ専門サイトのアスレチックが7年2億1100万ドル(約317億円)、ニューヨーク・ポストは6年から7年で2億ドル(約300億円)前後と予想。記録的な大型契約になると見込まれている。 
[時事通信社]

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