井端新監督、緊張の船出=長嶋さんから激励も―侍ジャパン
太陽が顔を出したと思えば、小雨もそぼ降る秋の空。蒸し暑さの残る中、侍ジャパンの新体制が始動した。「緊張感を覚えた。どっと疲れた」と井端新監督。日の丸の重みを感じる一日だった。
若手主体で、ほとんどが初選出。宿舎では「思い切ってやってくれればいい。代表として言動や行動にも気を付けて」と訓示した。練習では各選手をつぶさに観察し、声掛けも。野球の考え方や役割を確認して回った。
主将は指名しない方針だ。それは「和気あいあいとやってほしい」との思いから。古賀や秋広から元気な声が響き、周囲が牧を「キャプテン」と呼ぶ一幕も。監督は全体を見渡し、「(ムードメーカーは)みんなのような気がする」と笑う。
門出に際し、長嶋茂雄さんからも激励を受けた。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界を制したチームを受け継ぐ重責を感じていた中、「自分の色を出し、新しいジャパンを築いて」との電話に心が軽くなったという。沸きに沸いた今年の野球界最後の大会。「いい締めくくりにしたい」との言葉に、決意がこもった。
[時事通信社]
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