景気判断、全9地域据え置き=米関税「不確実性高まる」―日銀報告

日銀は7日、春の支店長会議を開き、全国9地域の景気動向を分析した「地域経済報告(さくらリポート)」をまとめた。景気判断は9地域すべてで前回(1月)から据え置いた。ただ、トランプ米政権による高関税政策の発動を受け、「足元では、わが国経済を巡る不確実性は高まっている」と指摘した。
景気は一部に弱めの動きも見られるが、すべての地域で「緩やかに回復」、「持ち直し」、「緩やかに持ち直し」と判断。ただ、トランプ関税を巡っては、「影響を事業計画に織り込むのは困難」(大阪・電気機械)、「下振れリスクもあり、情報収集に注力している」(名古屋・輸送用機械)との声が聞かれ、警戒感が強まっている。
同日記者会見した正木一博大阪支店長は、トランプ関税について「企業経営のマインド(心理)にはマイナスの影響がある」と説明した上で、「過去に類例のない経済に対する負のショック」との見方を示した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
自動運転、全国10カ所で事業化支援=高校入試「単願制」見直し検討―政府
-
ここにもジャンボ門下生=池羽―全米女子オープンゴルフ予選
-
佐藤輝、4番で躍動=力の三塁打、巧みな適時打も―プロ野球・阪神
-
ガソリン値下げ策批判=玉木氏「補助より減税を」
-
ジェットスターに賠償命令=客室乗務員の休憩時間巡り―東京地裁
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎