悠仁さま、筑波大入学式に=「一つ一つの経験大切に」
秋篠宮家の長男悠仁さま(18)は5日、筑波大(茨城県つくば市)の入学式に出席された。生命環境学群生物学類の学生として学ぶ。
式に先立つ午前7時50分ごろ、濃紺のスーツ姿で報道陣の前に姿を見せた。今の心境を問われると、「以前から興味を持っていました分野をはじめ、さまざまな学問の分野を学べることに感謝をしております。学業以外の活動も楽しんでいきたいと思います」と答えた。
その上で、「新たな生活に不安を感じることもありますが、これからの一つ一つの経験を大切にしていきたいと思っています」と述べた。「授業の合間とか、自転車に乗って移動をしようと思っています」とも語った。
入学式会場にはリュックを背負って入り、周囲の学生とにこやかに会話をしていた。秋篠宮ご夫妻は式には出席せず、宮内庁を通じ、「視野を広げるとともに、自分が関心を持っている分野を深め、充実した大学生活を送ってくれることを願っています」と感想を発表した。
悠仁さまは筑波大に推薦入試で合格し、3月に筑波大付属高(東京都文京区)を卒業した。皇室に生まれた皇族が戦後、国立大に学部生として進学するのは初めて。当面は宮邸(港区)から車で通学するが、その後は大学近くに借りた住居からの通学と組み合わせる。
筑波大によると、今年度の入学生は、学部に相当する学群では2230人で、うち生物学類は60人。
生物学類に入学した葛西悠貴さん(18)は悠仁さまと同様、昆虫に関心があるといい、「話が合い、仲良くなれるのではないかと思う。(悠仁さまの存在が)いい刺激になれば」と話した。
[時事通信社]
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