豪総選挙、序盤は伯仲=逆風の与党盛り返す
【シドニー時事】オーストラリア主要紙が31日に公表した先週末実施の世論調査結果によると、5月3日投票の総選挙で政権の座を争う与党・労働党と野党・保守連合の選挙戦序盤の支持率は、いずれも5割前後で伯仲している。インフレで逆風にさらされていた与党が盛り返す一方、保守連合は十分に流れを引き寄せられていない。
全国紙オーストラリアンの調査では、二大勢力に絞った支持率は労働党が51%、保守連合が49%だった。3月上旬の前回調査では保守連合51%、労働党49%だったが、逆転した。
経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューの最新調査では、保守連合が51%で労働党が49%。2月の前回調査で保守連合は4ポイント差でリードしていたが、今回は2ポイント差に縮まった。与党の支持率持ち直しは、追加の所得減税などを打ち出したことが要因とみられる。
オーストラリアン紙が「首相にふさわしい人物」を尋ねたところ、アルバニージー首相が前回より2ポイント上昇し49%。保守連合を率いるダットン自由党党首は前回と同じ38%だった。
[時事通信社]
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