最大野党代表に逆転無罪=「次期大統領選」に追い風―韓国高裁

【ソウル時事】韓国のソウル高裁は26日、公選法違反に問われた革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表に対し、一審の懲役1年、執行猶予2年の判決を覆し、無罪を言い渡した。李氏は尹錫悦大統領が罷免された場合に行われる次期大統領選の最有力候補で、追い風になりそうだ。検察側は上告する方針。
尹氏の弾劾審判の宣告日は決まっていないが、罷免決定が出た場合には60日以内に大統領選が行われる。二審でも有罪なら大統領選出馬への反対論が高まっていたことが予想され、李氏は大きな危機を脱した形だ。
検察が上告しても、大統領選前に最高裁判決が出る可能性は低い上、最高裁は無罪確定か高裁への破棄差し戻しの判断を示す公算が大きい。大統領選前に有罪が確定して被選挙権を失う事態はほぼ避けられたと言えそうだ。
李氏は2022年の前回大統領選に出馬した際にソウル近郊・城南市長時代の都市開発を巡る汚職疑惑に絡んで虚偽の発言をした罪で起訴された。一審のソウル中央地裁は24年11月に有罪判決を言い渡し、李氏と検察の双方が控訴していた。
高裁は、疑惑の渦中の人物を「知らなかった」などと語った李氏の発言について「虚偽と見なすことはできない」と指摘し、地裁の判断を覆した。
李氏は記者団に「真実と正義に基づいてきちんとした判決を出してくれた裁判所に感謝する」と表明。聯合ニュースによると、高裁前には党幹部や李氏に近い議員約60人が集まり、判決を喜んだ。一方、保守系与党「国民の力」は判決に「深い遺憾」を表明した。
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