「保護主義に抵抗を」=米関税で呼び掛け―中国首相
【北京時事】中国の李強首相は23日、世界の企業経営者らを集めて開いた国際会議で演説し、「一国主義や保護主義に抵抗すべきだ」と呼び掛けた。トランプ米政権の高関税政策への反発が世界的に強まる中、「中国は多国間主義を推進する」とアピールした。国営新華社通信が伝えた。
李氏は北京市内で同日始まった「中国発展ハイレベルフォーラム」の開幕式に出席。世界経済に「不確実性が強まっている」と懸念を示し、各国の連携を訴えた。
その上で、2025年に政府が目標とする「5%前後」の成長率を達成するため、積極的な財政政策を講じる方針を強調。「必要に応じて政策対応を強化する」とも語った。
中国発展ハイレベルフォーラムは毎年春に中国で開催される国際会議で、今年は24日まで。主催者によると、米アップルのクック最高経営責任者(CEO)やアジア開発銀行(ADB)の神田真人総裁らが参加するという。
[時事通信社]
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