高木、序盤を悔やむ=オランダの壁高く―世界距離別スケート・女子追い抜き
女子団体追い抜きは、悔しさの残る2位だった。今大会で日本に初メダルをもたらしたが、優勝したオランダには2秒46も離された。高木は「個々の力の差を改めて感じたところはあるが、自分たちもベストではなかった」と振り返った。
序盤でリズムを乱したのが痛かった。先頭を滑った高木は「スタートでスピードを出し過ぎて、中途半端なところでセーブしてしまった」。最後尾の堀川が隊列に追い付くまでに時間を要するなど、前半で思い通りの滑りができず、粘りが必要な後半の滑りに響いた。
今季のワールドカップ(W杯)は3戦ともオランダに次ぐ2位。最終戦では2番目に佐藤、最後尾に堀川という昨季までの隊列に戻し、1秒09差まで詰めた。このレースに手応え十分で臨んだが、オランダはここ一番での勝負強さもあった。
来年のミラノ・コルティナ五輪へ厳しい現実を突き付けられたが、課題が多い分、伸びしろもある。高木と佐藤は同じチームで活動しているが、堀川は別のチーム。本番に向けて3人での練習時間をいかに確保できるかがカギを握る。(ハーマル時事)
[時事通信社]
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