コンゴ反政府勢力が空港占拠=「第3次内戦」の恐れ
【ロンドン、ニューヨーク時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の政府軍と衝突している反政府勢力「3月23日運動(M23)」は東部の主要都市ゴマの空港を占拠した。市内や周辺地域の大半もM23の統制下に入ったとみられる。AFP通信が29日に報じた。M23によるゴマ完全制圧が近いとされる中、人道危機の悪化が懸念されている。
地元病院などの集計によると、過去数日間の戦闘で100人以上が死亡し、1000人近くが負傷した。避難民の数も1月だけで50万人以上に達している。現地で活動する国連平和維持部隊の幹部は28日、国連安全保障理事会の緊急会合で「第3次コンゴ内戦の脅威が差し迫っている」と警告した。
M23は隣国ルワンダ軍の支援を受けているとされ、1月に入って攻勢を拡大。各国から「紛争に介入している」との批判が出ているが、ルワンダ政府は、国境付近に展開するコンゴ軍が自国の安全を脅かしているとの立場を示している。
[時事通信社]
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