2025-01-24 20:24スポーツ

近畿5、6枠目は滋賀2校に=至学館、地域性で吉報―高校野球

 今回の選考で最も注目を集めたのが近畿。まずは東洋大姫路(兵庫)や智弁和歌山(和歌山)など、準決勝に進出した4校が順当に決まった。残りの2枠は8強入りした4校が比較され、滋賀学園と滋賀短大付(ともに滋賀)を選出。準々決勝の戦いぶりに加え、滋賀学園は大阪2位の大阪桐蔭、滋賀短大付は同1位の履正社を下した1回戦の内容が評価された。大阪勢は98年ぶりに出場なしとなった。
 横浜(神奈川)の明治神宮大会制覇で1枠増の5となった関東は健大高崎(群馬)などのベスト4が切符を手にし、5校目には地区大会8強の中で投打が充実していると評価された山梨学院(山梨)が名を連ねた。関東・東京の最後の1枠は関東ベスト8の東農大二(群馬)と東京準優勝の早稲田実を比較し、総合力で上回るとされた早稲田実に軍配が上がった。
 東海の3枠目はベスト4の至学館(愛知)と岐阜第一(岐阜)との争いになったが、選考委員は試合内容や試合におけるマナーなど、全てで拮抗(きっこう)していると判断。選考ガイドラインに基づき、地域性の観点から至学館が選ばれた。
 21世紀枠は壱岐(長崎)と横浜清陵(神奈川)が共に初出場。日本高校野球連盟の宝馨会長は「かたや離島、かたや大都市圏ではあるが、どちらも選手が主体的にチームづくりをしているところが評価された」と説明した。
[時事通信社]

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