最低賃金１５００円へ「たゆまぬ努力」＝２０年代達成、赤沢経財相が経済演説
赤沢亮正経済財政担当相は２４日、衆参両院の本会議で経済演説を行った。最低賃金について「２０２０年代に全国平均１５００円という高い目標の達成に向け、たゆまぬ努力を継続する」と強調。今年春までに対応策をまとめると表明した。地方創生で地域の稼ぐ力を高めて賃金水準を引き上げ、地域間格差の是正を進める考えも示した。
政府が目標としていた２５年度の黒字化が困難になった国・地方の基礎的財政収支については、今年の経済財政運営の基本指針「骨太の方針」で、「早期の黒字化を含め、今後の財政健全化に向けた取り組みを示す」と述べた。
［時事通信社］
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