邦人男児刺殺で初公判=動機解明が焦点―中国・深セン
【香港、北京時事】中国南部・広東省深セン市で昨年9月、日本人学校に登校中の男子児童=当時(10)=が刃物で刺され死亡した事件で、起訴された男の初公判が24日、同市中級人民法院(地裁)で開かれた。日本人を狙ったかなど、犯行の動機がどこまで明らかにされるかが焦点だ。
同日午前に始まった公判は午後も続開。在広州日本総領事館の貴島善子総領事が傍聴した。
男児は昨年9月18日朝、保護者と一緒に徒歩で登校中、40代の男に刃物で腹部を刺され、翌19日未明に死亡した。男は現場で身柄を拘束された。地元紙によると、定職に就いておらず、過去に騒ぎを起こして当局に拘束されたことがある。
中国側は事件後、犯行動機などを明らかにせず、「偶発的な個別事案」と主張した。石破茂首相は昨年11月、訪問先のペルー・リマで中国の習近平国家主席と会談した際、この事件に言及し、在留邦人の安全確保を要請。習氏は「法に基づき事件を処理する」と応じ、「日本人を含む全ての外国人の安全を確保する」と語った。
[時事通信社]
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