電機連合、ベア1万7000円以上=高水準賃上げ継続要求―25年春闘
電機メーカーの労働組合で構成する電機連合は23日、東京都内で中央委員会を開き、2025年春闘方針を正式決定した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求額は、24年春闘の月額1万3000円以上を上回り過去最高となる月1万7000円以上に設定。物価高により実質賃金の低迷が続く中、高水準の賃上げ継続を目指す。
神保政史会長は中央委の冒頭、「昨年を上回る積極的な賃金水準の引き上げに取り組んでいきたい」とあいさつ。中堅・中小企業への波及に向け、「価格転嫁の環境整備も重要になっている」と強調した。
月1万7000円以上の要求は、現行方式に変更した1998年以降で最も高い水準。一時金の要求については年間5カ月を中心に、最低基準を4カ月と定めた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
フジと親会社、第三者委設置=3月に報告書、27日に会見
-
小田凱人と上地結衣、決勝進出=全豪テニス車いす
-
執念の粘り、大関飛ばす=尊富士、恩返しの場所―大相撲初場所
-
鍵山秀三郎さん死去=イエローハット創業者
-
フィリピン南部で銃撃戦、兵士14人死傷=武装勢力が襲撃
写真特集
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕