2025-01-22 16:23

「富岳」後継スパコン、開発着手=AI融合、数十倍高速化目指す―理研

 理化学研究所は22日、現在運用中のスーパーコンピューター「富岳」(神戸市)の後継となる「富岳NEXT」(仮称)の開発を始めたと発表した。計算速度を5~10倍に速めるほか、世界最高水準の人工知能(AI)性能を実現し、AIとの融合で総合的な計算速度を数十倍にするのが目標。2030年ごろの運用開始を目指す。 
 富岳は21年に本格運用を開始し、計算速度世界ランキング「TOP500」で、20年6月から21年11月まで4期連続で世界一を獲得。最新のランキングでは6位に後退したが、産業利用向け演算能力など2部門では10期連続1位を維持している。
[時事通信社]

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