小型「ネコポス」継続へ=日本郵便との対立深まる―ヤマト運輸
ヤマト運輸は22日までに、日本郵便との協業に伴い終了予定だった小型薄型荷物「ネコポス」のサービスを今後も継続すると発表した。日本郵便への小型荷物の配達委託と自社サービスを併存させる方針だが、当初の合意内容履行を巡って日本郵便がヤマトを提訴する中、両社の対立が一段と深まりそうだ。
ヤマト運輸によると、日本郵便に配達委託する小型薄型荷物「クロネコゆうパケット」のサービスは、配達までに3日から1週間ほどかかるという。そのため、顧客ニーズに応えるとして、一部地域を除いて翌日に配達する自社の配送網を使ったネコポスを全国で扱う。
2023年6月の日本郵便とヤマトの協業合意では、ネコポスは日本郵便への配達委託を進めることで24度末をめどに終了する予定だった。東京以外の地域では既にサービスを終えていたが、2月に復活させる。
日本郵便は、ネコポス継続に関して「事前の相談・調整などはなく、合意もしていない」と指摘。「協業合意に明確に違反する」として、撤回を求めている。
[時事通信社]
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