米国務長官、ガザ戦後統治構想を発表=トランプ次期政権に継承
【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は14日、ワシントン市内で開かれたシンクタンクの会合で演説し、パレスチナ自治区ガザでの停戦実現後、パレスチナ自治政府とガザの代表者から成る「暫定政権」を発足させることなどを盛り込んだ戦後統治構想を公表した。トランプ次期政権に引き継ぐとしている。
構想によると、暫定政権は水やエネルギーの供給、銀行、保健といった民生分野を担い、国連高官の監督の下、国際社会の資金・技術協力を得て復興や再建に取り組む。また、自治政府や各国が派遣する要員で「暫定治安ミッション」を立ち上げ、秩序の回復やイスラム組織ハマス復権の阻止を目指す。
[時事通信社]
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