因縁対決、13日決勝=前橋育英と流通経大柏―高校サッカー
サッカーの第103回全国高校選手権は13日、東京・国立競技場で決勝が行われ、前橋育英(群馬)と流通経大柏(千葉)が、ともに2度目の頂点を懸けてぶつかる。試合開始は午後2時5分。
両校は第96回大会の決勝でも対戦し、前橋育英が1―0で勝って悲願の初優勝を果たした。一方、涙をのんだ流通経大柏は、続く第97回大会でも準優勝に泣いた経緯があり、同校にとっては因縁深いカードと言える。
今季の高円宮杯U18(18歳以下)プレミアリーグでは、ともに2―0のスコアで1勝1敗の五分。攻撃自慢の対決になるが、互いに手の内を知るだけに、ロースコアの接戦になる可能性がある。
前橋育英は、準決勝で堅守の東福岡(福岡)を3―1で撃破。大会4得点のオノノジュと2トップを組む佐藤が同点、逆転ゴールを奪い勢いに乗る。山田監督は「試合をやるたびに(チームは)良くなってきた」と振り返り、「佐藤は動きがいい。決勝も期待している」と語った。
初戦から複数得点が続いた流通経大柏は、東海大相模(神奈川)との準決勝で1―0。硬さは見られたものの、後半は立て直して柚木を軸にゴールへ迫った。榎本監督は「(互いに)2トップが非常にいい。そこに(ボールが)入ってからどう攻撃するか。そういうゲームになる」と勝負のカギを説いた。
[時事通信社]
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