「原発依存度を低減」、削除検討=エネルギー基本計画―政府
政府が年内にも素案を示す次期エネルギー基本計画で、東京電力福島第1原発事故後に明記してきた「可能な限り原発依存度を低減する」との文言の削除を検討していることが11日、分かった。脱炭素社会の実現と経済成長の両立のため、原発の「最大限活用」にかじを切った政府の方針を踏まえる。
原発依存度の低減は、事故後の2014年に策定した計画に盛り込まれ、その後も堅持してきた。一方、昨年2月に閣議決定した「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」では、原発の最大限活用を掲げ、原発回帰の姿勢を打ち出した。電力業界も電力の安定供給のために原発の活用は不可欠として、次期エネルギー計画で依存度低減を削除するよう求めていた。
最新ニュース
-
西武、「赤プリ」跡地ビル売却=4000億円、米ファンドに
-
韓国大統領、弾劾・捜査に徹底抗戦=「非常戒厳」の正当性主張―訴追案可決の可能性高まる
-
地方創生へ成長投資1000億円=大学ベンチャーや再エネ―来年度財投計画
-
無罪判決に涙拭う須藤被告=閉廷後、裁判長に一礼―資産家殺害
-
「苦しいシリーズ」=竜王戦4連覇に「ほっとした」―藤井七冠
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕