神戸の連覇か、三つどもえか=磐田と札幌は崖っぷち―J1
明治安田J1リーグは、残り2節となり佳境を迎える。神戸が勝ち点68で首位に立ち、3差で広島、5差で町田が追う。次の第37節で神戸の連覇が決まる可能性がある一方、結果次第では三つどもえの争いで最終節までもつれることもあり得る。
次節での優勝決定は、(1)神戸が勝って広島が引き分け以下の場合か、(2)神戸が引き分けて、広島が敗れ、かつ町田が引き分け以下の場合の2パターン。30日の試合で神戸が引き分け以上で、町田が勝てなかった場合、12月1日に1試合だけ開催される広島戦の結果を待つ形になる。
神戸は次節でJ1残留を目指す柏とアウェー戦。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)も挟んでの終盤戦だが、選手をうまく入れ替えながら備えた。23日に天皇杯全日本選手権を制した勢いもある。
逆転を狙う広島もJ2降格の危機にある札幌と対戦。ただ、28日にフィリピンでACL2のカヤ戦があり、移動もある中2日での厳しい一戦となる。リーグ戦3連敗の中、勝って最終節の争いに持ち込めるか。町田は、前回3―0で退けた京都をホームに迎える。
3チームが自動降格となる残留争いでは、鳥栖のJ2降格が既に決定。16位新潟は次節引き分け以上で、17位柏も勝てば自力で残留を決められる。一方、18位磐田と19位札幌は、2連勝しても厳しい崖っぷちの状況だ。
[時事通信社]
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