米通商代表に対中強硬派=NEC委員長も指名―トランプ氏
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は26日、米通商代表部(USTR)代表にジェミソン・グリア氏を指名すると発表した。第1次トランプ政権でUSTR首席補佐官を務めた実務家で、対中強硬派として知られる。対中追加関税や輸入品への一律関税などを手掛ける見込みだ。一方、経済政策のかじ取り役となる国家経済会議(NEC)委員長には、エコノミストのケビン・ハセット氏の起用が決まった。
今回の人事で次期政権の経済閣僚や高官はほぼ出そろった。トランプ氏は声明で、グリア氏は「貿易赤字削減、製造業や農業の保護、輸出市場の開放を重視する」と説明。ハセット氏には「(米国の)家庭がバイデン政権によるインフレから回復するのに重要な役割」を託した。
グリア氏は、第1次トランプ政権で通商代表を務めた対中強硬派ライトハイザー氏の右腕。対日貿易交渉や貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を巡る協議、貿易戦争に発展した対中制裁関税の実行などを担当した。
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