新戦力の才木、森下ら奮闘=日本、若手が貴重な経験―野球プレミア12
野球の国際大会プレミア12で、日本代表「侍ジャパン」は24日の決勝で台湾に0―4で屈して連覇を逃した。ただ、1、2次リーグは台湾から2勝を挙げるなど8戦全勝。代表経験の浅い新戦力の奮闘が収穫だった。
投手では代表初選出の才木(阪神)が、国際大会への適性を示した。1次リーグの台湾戦では「完全アウェー」の台北ドームで六回途中無失点の好投。中5日で登板したベネズエラ戦では、5回2失点にまとめた。野手では24歳の森下(阪神)が全9試合で4番に座り、チーム最多の9打点をマーク。「すごく経験になった。また日本代表に戻ってきて、いい結果が出せるように努力したい」と誓った。
かねて井端監督は「日本が世界一であり続けるためには、若い選手がどんどん出てこないといけない」と強調。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を経験した村上(ヤクルト)、岡本和(巨人)、伊藤(日本ハム)が故障で代表から外れたこともあり、今回はフレッシュな顔が並んだ。
23歳の井上(巨人)は1次リーグ初戦の先発マウンドを任され、白星を挙げた。24歳の小園(広島)は不慣れな二塁守備をこなしながら打撃で貢献し、2次リーグの米国戦では本塁打2本を含む3安打で7打点をマーク。将来の正遊撃手として期待される紅林(オリックス)や、長距離砲の清宮(日本ハム)も貴重な経験を積んだ。
井端監督は、自身が指揮を執る2026年のWBCだけでなく、28年のロサンゼルス五輪や、その先も見据えている。決勝後の記者会見で「若い選手がすごく活躍してくれた。勝てなかったことを胸に刻んで、これから頑張ってもらえればいい」と期待を込めた。
[時事通信社]
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