竹田、8勝で年間女王=山下は3年連続60台―女子ゴルフ全日程終了
国内女子ゴルフツアーは24日にJLPGAツアー選手権リコー杯が閉幕し、今季の全37試合が終了。21歳の竹田麗央がツアー初優勝を含む8勝を挙げ、メルセデス・ランキング1位で初の年間女王に輝いた。
プロ3年目の竹田はドライバーの平均飛距離がツアートップの263.19ヤード。確実にグリーンを捉える高い弾道のアイアンショットも光った。4月の初優勝で「自分でも優勝できると気付けたことが大きかった」と自信を付け、日本女子プロ、日本女子オープンのメジャー2冠。米ツアーを兼ねるTOTOジャパン・クラシックでも勝ち、来季は米ツアーに軸足を移す。
3年連続の女王を狙った山下美夢有は終盤に2勝を挙げ、メルセデス・ランキング2位。「波があった一年」と振り返ったものの、トップ10が18度で、平均ストローク、パーセーブ率など多くの部門でランク1位だった。
山下は平均ストロークが69.1478で、3年連続の60台をマーク。竹田が69.2378、岩井明愛が69.9040で続き、史上初めて3人が70を切った。初優勝を遂げたのは竹田と、最終戦を含む3勝の桑木志帆、安田祐香ら計8人。30代以上の優勝者はイ・ミニョン(韓国)だけだった。
山下、岩井明と千怜の姉妹らは12月に米ツアーの来季出場権を懸けた最終予選会に出場。竹田を含め、ランキング上位5人のうち4人が来季は米ツアーを主戦場とする可能性があるが、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「新しい力がさらに伸びてきているから、まだまだ大丈夫」と「空洞化」への懸念は示さなかった。
[時事通信社]
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