2024-11-24 21:33スポーツ

戸郷、五回に暗転=球威落ちたか、2発浴びる―野球プレミア12

5回、先制のソロ本塁打を打たれた日本代表先発の戸郷(手前)=24日、東京ドーム

 国際大会決勝の先発マウンド。戸郷は責任のある役割を任された心境を、「いい経験になると思うので、楽しみながらやりたい」と話していた。その言葉通り、思い切りよく腕を振ったものの、球数がかさんできた五回に暗転した。
 一、三回と得点圏に走者を背負ったが、きっちり後続を抑えて切り抜けた。相手先発との投手戦の様相を呈していたが、五回に先頭の林家正に先制ソロを許し、さらに1死一、二塁とされて好調の3番陳傑憲にも痛恨の一発を浴びる。やや球威が落ちていたのか、共に直球を仕留められた。
 日本が優勝した昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では第2先発を務め、決勝の米国戦でも登板。代表戦でのひりつくような場面で投げる経験は積んでいたが、力強いスイングをしてくる相手打線の勢いにのみ込まれた。 
[時事通信社]

5回、3ランを許し、厳しい表情を見せる日本代表先発の戸郷(左から2人目)=24日、東京ドーム

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