古橋、新たな色出せるか=1年ぶりの代表復帰―サッカー日本代表
悔しさを胸に1年ぶりに代表へ戻ってきた。スコットランドの名門で活躍を続けるFW古橋。15日のインドネシア戦は「チャンスはあるだろう、と思いながらイメージはしていた」。だが出番はなし。次こそピッチに立ちたいとの思いが強い。
J1神戸からセルティックに渡り、昨季まで3シーズン連続で2桁ゴール。呼ばれないもどかしさはあったはず。今回、けがで上田が選外になった事情はあれど、森保監督は「代わりということではない」と強調する。
クロスに合わせる高い技術に加え、前線で起点となるプレーも期待される。「(周囲に)本当にいい選手がいる。仲間を信じて駆け引きを繰り返すこと」。上田や現状で2番手の小川と違う色を出しつつ、後ろの選手を生かす働きができれば、新たな可能性が広がる。
次にW杯予選がある来年3月まで期間が空くことを考えても、この一戦は貴重なアピールの機会。「勝つためにプレーする。その中で、自信を持って自分のプレーができたらいい」。淡々と闘志を燃やした。(アモイ時事)
[時事通信社]
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