海自にシーガーディアン導入決定=無人機で警戒監視、23機調達へ―防衛省
防衛省は15日、洋上の警戒監視などに使う大型無人機「シーガーディアン」を海上自衛隊に導入すると発表した。2025年度予算の概算要求に関連経費約262億円を計上。東シナ海などの監視態勢強化が狙いで、約10年をかけて計23機を調達する計画だ。同機は海上保安庁も22年から運用を始め、3機を保有している。
シーガーディアンは米企業が製造する全幅約24メートルの大型無人機。最長約4800キロ、24時間の連続飛行が可能で、搭載する高性能なカメラやレーダーにより、昼夜を問わず航行船舶などの情報収集ができる。
同省によると、海自の実証試験で無人機による警戒監視の有用性を確認。今年8月に機種を公募したが、提案は同機だけで、要求性能を満たしていたため選定した。1機当たりの価格は概算で約120億円。28年度に納入開始予定で、海自は操縦士育成などの準備を進め、早期の本格稼働を目指す。配備先は未定という。
[時事通信社]
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