NY市渋滞税、来年1月導入=反対のトランプ氏就任前
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州のホークル知事は14日、ニューヨーク市中心部マンハッタンの一部地域に乗り入れる車から通行料を徴収する「渋滞税」を来年1月5日に導入すると明らかにした。今年6月末の計画をいったん延期していたが、大統領に復帰するトランプ氏が新税に反対の立場を取っていることから、就任直前に施行する。
計画では、世界的な金融街のウォール・ストリートや観光地タイムズ・スクエアを通る乗用車から9ドル(約1400円)を徴収する。物価高が進む中、市民や来訪者の負担感を和らげるため、当初案の15ドルから引き下げた。
渋滞税は交通量の抑制や、老朽化した公共交通機関の改修に充てる財源確保が狙い。制度開始には連邦政府の同意が必要となる。トランプ政権発足後まで判断を先送りすれば、計画が白紙に追い込まれる懸念がくすぶっていた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
ドジャース大谷、東京で開幕戦=9月に東京世界陸上―25年のスポーツ
-
サイバー防御、法整備急ぐ=日航システム障害―小野寺自民政調会長
-
井岡の相手、発熱で練習中止=WBA・Sフライ級
-
シャフリヤール引退=競馬
-
過去最大115.5兆円=来年度予算案、27日閣議決定
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕