原口が国内FA権行使=糸原は残留―プロ野球・阪神
阪神は12日、原口文仁内野手(32)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。兵庫県西宮市内で取材に応じた原口は「もっとゲームに出たい、スタメンから勝負したいという気持ちが強かった」と決断の理由を明かした。球団は宣言残留を容認する方針。
東京・帝京高からドラフト6位で2010年に入団。19年に大腸がんを公表したが、手術を受けて克服した。今季は主に代打で52試合に出て、打率2割4分1厘、2本塁打、9打点の成績だった。
糸原健斗内野手(32)は、同じく今季途中に取得した国内FA権を行使せずに残留。現状維持の7000万円で単年契約を結んだ。「このチームでもう一回、優勝と日本一を味わいたい。必死に与えられた仕事を全うするだけ」と話した。(金額は推定)。
[時事通信社]
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