「トランプ外交」再始動=各国首脳から祝意、2期目備え―政権発足作業着手へ
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は6日、各国首脳と電話会談を重ね、来年1月20日の就任を前に早くも「トランプ外交」を始動した。今後は2期目の政権立ち上げに向けたチームを本格稼働させ、人選などに着手する。
トランプ氏は大統領当選が確実となった6日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談した。イスラエル政府は「いち早く電話した」と表現し、トランプ氏との親密さを強調した。さらに、石破茂首相、スターマー英首相、フランスのマクロン大統領、中国の習近平国家主席、ロシアの侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領、インドのモディ首相、韓国の尹錫悦大統領らが電話で祝意を伝えた。
1期目でトランプ氏と良好な関係を築いたのは故安倍晋三元首相だ。主要国首脳が尻込みする中、大統領就任前の面会を実現したことで、安倍氏がトランプ氏と信頼関係を築いたことは広く知られている。
ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)で、トランプ氏に「歴史に残る地滑り的勝利を祝福した」と表明。トランプ氏はウクライナ侵攻について「(就任前に)決着をつける」と豪語しているが、ウクライナ側はロシアとの交渉で譲歩を迫られる可能性があると警戒している。トランプ氏との早期の会談実現は侵攻の行方を左右する重大な契機となり得る。
[時事通信社]
最新ニュース
-
詐欺容疑で自衛官逮捕=「受け子」役か―静岡県警
-
鍵山、状態良く=4回転ルッツも披露―NHK杯フィギュア
-
ガソリン不当廉売で警告=沖縄の石油製品販売2社に―公取委
-
デブリの試験的取り出し成功=事故後初、廃炉向け一歩―東電福島第1原発
-
暗号資産の国内保有命令新設=海外流出対策で法改正へ―金融審部会
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕