ハリス氏ゆかりの村落胆=インド、母方ルーツの地―米大統領選
【トゥラセンドラプラム(インド南部)時事】米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領の母方の祖父(故人)がかつて暮らしたインド南部タミルナド州のトゥラセンドラプラム村は「村の娘」であるハリス氏を応援。トランプ前大統領の「勝利」宣言が伝えられると、落胆の声が上がった。
タミルナド州で生まれたハリス氏の母親は、米国へ渡り著名な乳がん研究者に。2009年に同国で他界した。雑貨店経営のガネサムさん(44)は6日、「少しがっかり。でも、4年後立候補したらきっと勝つ」。元銀行員のクリシュナムルティさん(80)は「よく戦った。トランプ氏が大統領になっても、モディ首相と親密だしインドにとって良い」と話した。
近郊出身で、米国と行き来しながら生活している元大学教授のクリシュナンさん(61)は「彼女がこの地にルーツを持つからではなく、トランプ氏よりも国を良くできると思うから支持している」と言う。
[時事通信社]
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