神戸、強敵を圧倒=アジアも好調3連勝―ACL
国内で充実した戦いぶりを見せる神戸が、勢いのまま強敵を難なく撃破した。川崎と横浜Mを破り、1次リーグで唯一3戦全勝だった光州に2―0。攻守で圧倒し、3連勝を飾った。
3試合で11得点を挙げた光州を完璧に封じた。後ろから手数をかけてくる相手に対し、つなぎを支えるセンターバックへのプレスを徹底。時間を与えず、敵陣に押し込んだ。初瀬は「自分たちのハイプレスがしっかりはまった」。狙い通りの展開で優位に立った。
ボールを奪ってからの速攻や再三のFKは決まらず、ラフプレーで流れを止められるもどかしい場面もあった。それでもしぶとく攻め続け、前半ロスタイムにPKを獲得。宮代がきっちり決めると、後半早々にクロスから追加点が生まれた。
残り3節のリーグ戦で首位に立ち、天皇杯では決勝に進出。吉田監督は「気の緩みはあるかも」と話していたが、そんな不安を吹き飛ばす快勝だった。佐々木は「リーグ戦とは別。目の前の試合に集中しただけ」。8試合を戦う1次リーグで3勝1分けの暫定首位。理想の形で折り返した。
[時事通信社]
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