都玲華、花の同世代追う=4度目でプロテスト合格―女子ゴルフ
茨城県の大洗GCで1日まで行われた女子ゴルフの最終プロテストに挑んだ20歳の都玲華が、4日間通算8アンダーの2位タイに入って合格した。これが4度目の受験。今年は4月に下部のステップアップツアーで優勝するなど確かな地力を備えた。今季のツアーで圧倒的な強さを誇る竹田麗央ら逸材がそろう2003年度生まれ。同世代のプロたちを「尊敬している」と言い、「早く追い付けるように頑張りたい」と目を輝かせている。
徳島・生光学園高3年だった21年の最終プロテストは第3ラウンド前に棄権。トップ合格は尾関彩美悠で、4位に佐藤心結、5位に竹田、12位に桜井心那と川崎春花。いずれも同学年が名を連ねた。竹田は今月3日終了の日米両ツアー、TOTOジャパン・クラシックを制し、国内メジャー2勝を含む今季8勝。川崎が通算5勝、桜井が4勝、尾関と佐藤も1勝している。
都は2度目の挑戦となった22年が51位、3度目の昨年は41位だった。合格ライン(20位)には遠かったが、下部ツアー優勝により予選が免除された今年を除き、2次予選までに脱落せずに最終予選へ進出。牛歩のようでも着実に前進してきた。
そして今年、プロの若手やベテランも競い合う下部ツアー大会を制し、10月のレギュラーツアー、富士通レディースではローアマチュア(21位)に。パー72で70を3日間そろえ、「ショットの良い感覚が戻ってきた」と手応えをつかんでいた。
最終プロテスト(パー72)は初日から70、71、69、70で首位、4位、2位、2位。危なげがなかった。「上手なだけでなく、強いゴルファーになりたい。『この子、どうなんだろう』と常に気にかけてもらえるようになれたら」と抱負を語った。
[時事通信社]
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